2009年1月10日土曜日

アダプタ断線…

新年早々、PowerBook G4のACDCアダプタの付け根(アダプタ-Mac間のアダプタ側)から火花が飛んでケーブルが焦げた…。

前からちょくちょく接触不良があったのだが、ついにご臨終。

アップルのアダプタを買うと9000円ぐらいするので自力で直すことにした。

PowerBook G4のアダプタは一度解体すると元に戻せない(組み立ての際に接着されてる)が、見た目さえ気にしなければ普通に使えるようになる。具体的な修理方法は以下。

用意するもの:マイナスドライバー、カッターナイフ、(皮むき)ニッパ、熱収縮チューブ(φ2 mm、φ3 mm)、ハンダごて、ハンダ

今回はアダプタの根元付近から断線していたのでアダプタの解体が必要となった。ケーブルのみ断線した場合はアダプタの解体は不要である。

マイナスドライバーなどでアダプタを解体する。結構時間がかかるが根気よくがんばるべし。
Mac側へのケーブルの根元から攻めていくといいかもしれない。無理矢理こじ開ける。

断線箇所をニッパ等で切断し除去する。切断されたケーブルを再度電気的に接続すれば元通りに使用できるが、ケーブルが同軸となっているため、同軸の内側と外側を絶縁してやる必要がある。そこで、φ2 mmとφ3mm程度の熱収縮チューブを購入(ホームセンターで¥200程度で売っている)。

ケーブルをニッパーやカッター等を使って同軸の外側(シールド部)を3 cm程度剥いてやり、それより長い熱収縮チューブ(φ3 mm)を先に邪魔にならないところに入れておく(先に入れておかないとハンダ付けした後は入れられなくなる)。

まず、熱収縮チューブ(φ2 mm)を入れてから同軸の内側の導線をハンダ付けするが、ハンダ付けの際に熱収縮チューブが収縮しやすいので注意しながらやる。ハンダ付けをしたら、その箇所に熱収縮チューブ(φ2 mm)をドライアーなどを使って収縮させる。これで内側と外側の絶縁はとれる。

後は外側もハンダ付けして熱収縮チューブ(φ3 mm)にドライアーをあてて収縮させれば修理は完了。電気的に接続さえできていれば元通りに使える。

(注)作業は自己責任で