2020年11月4日水曜日

銃所持許可への道

2017年に銃の所持許可を取得しました。
大体の流れ(散弾銃)は以下の通り。

(1)最寄りの警察署(生活安全課)に「銃持ちたいんやけど〜」と相談に行く→理由を根掘り葉掘り聞かれる。どういう人間なのかももちろん見られている。

(2)理由が正当であると判断されれば、初心者講習会の参加申し込み書が貰える。この申込書に必要事項を記入し、写真と講習会受講料金と印鑑を握って再び警察署に行き、申込みを行う。→テキストがもらえるので勉強しとく。

(3)初心者講習会を受講する。講義の後に筆記テスト。ちゃんと勉強してれば受かると思われるが、私の参加した会は半分未満の合格率でした。→合格すると講習終了証明書(3年間有効)が貰える。

(4)次は教習射撃を行いますが、そのために教習資格認定書(教習射撃をする許可)をゲットします。まずは揃えるアイテムが沢山

・写真2枚

・医師の診断書(3ヶ月以内のもの。かかりつけ医の内科でいいと言われるが、生活安全課担当者おすすめの精神医がベスト。発行の金額も医者によってはまちまち)

・住民票

・身分証明書(破産してない/禁治産者じゃないですよという証明。本籍地でしか発行してもらえないので注意)

・経歴書(自分の職業や住所など過去10年分位を書く)

・同居親族書(同居している家族がいればその詳細。同居家族に精神障害を持つ人や、前歴のある人がいると許可が降りない可能性がある。)

以上と、(3)でゲットした講習終了証明書、手数料(¥8900)、印鑑を持って警察署に行き申請します。→ここで警察の身辺調査などが行われます。周辺住民への聞き込みなどがあるようですが、私の場合は職場の同僚や上司への面談(聞き取り)がありました。問題なければ1ヶ月ぐらいして連絡があり、教習資格認定書が貰えます。

(5)やっと教習射撃ですが、その前に火薬類等譲受許可証(手数料¥2400、教習射撃の装弾を購入するための許可)を入手します。警察署で手続き。(4)の教習資格認定書をもらう際に同時に手続きすると良い。

(6)最寄りの射撃場に教習射撃の予約を行う。教習の当日か前日あたりに装弾を購入。75発。一箱(25発)¥1000程度。

(7)教習射撃を行う(2〜3万円)。射撃指導員に銃の扱い方、マナーなどを叩き込まれた後、実際に射撃します。1ラウンド25枚で合計3ラウンド打ちます。私の場合、1ラウンド目が練習で、2ラウンド目に試験、3ラウンド目は自由に撃つといった感じでした。試験では叩き込まれたマナーや禁止事項を行っていないか厳しくチェックされます。トラップは25枚中2枚当てれば合格。→合格すると教習修了証明書(1年有効)が交付されます。

(8)(7)でゲットした教習修了証明書があれば所持許可申請が行なえます。ほしい銃をニヤニヤしながら選びましょう。ほしい銃が決まったら、銃砲店に譲渡承諾書を発行してもらいます。(手付金を払うところもあります)

(9)所持許可申請をするために、銃砲所持許可申請書、(3)の講習終了証明書、(7)の教習修了証明書、(8)の譲渡承諾書、写真2枚、医師の診断書(またかw)、手数料(¥10500)を揃えて警察署に申請します。

(10)許可が下りれば、やっとのことで銃砲所持許可証が交付されます。これでやっと銃が購入できるようになりました(手間かかりすぎやで...ホンマ)。

(11)銃の確認。(8)と(9)で申請した銃を銃砲店で購入し、14日以内に警察署に持っていって検査をしてもらいます。長さなどのスペックが譲渡承諾書の内容と相違ないかチェックするためです。このときに、火薬類等譲受許可証を購入しておきましょう。持つだけじゃなくて、ちゃんと練習しないとあきまへん。

(12)ガンロッカー、装弾ロッカー。

銃と装弾は別々に保管することが求められます。家の間取りにそれぞれのロッカーがどこにあるのかを示した図とガンロッカーの設置してある様子がわかる写真、ガンロッカーを開けた状態の写真の提出を求められます。それぞれのロッカーは、強固に固定しておきましょう。私はネット(スチールファクトリーさん)でガンロッカー(3丁)と装弾ロッカー(500発)を購入しました。

以上

2020年11月3日火曜日

9年ぶりに更新...

時は2020年11月。

ブログの最終更新から、実に9年と6ヶ月の歳月が経過していたのであった...

随分放置している間に、3回も引っ越したり、家族が増えたり、家を建てたり色々あったので、幅広く色々紹介していこかなと思います、ハイ。

あまりに久しぶりすぎるので、投稿の仕方も忘れかけてましたが(ホントは新規投稿ボタン見つけるまで3分ぐらいかかったw)、なんとかポチッとできましたとさ。