2008年8月20日水曜日

macトラブルlog(2008.05.08, FileVault壊れる)

2008年5月8日ぐらい。

FilaVaultを施していたアカウントのみおかしくなる。

環境:PowerBook G4 (M9184J/A) 1.33GHz 12inch メモリ:128+512=768MB OS:Tiger 10.4.11 内蔵HDD(60GB)


症状:FileVault使用のアカウントのみがおかしくなる。通常使用中にcommand+Tab多様してたら固まった。立ち上げてた主なアプリケーションはFinder、Adium、iTunes(再生中)、Safari、Growl関連、たぶんMail、アクティビティモニタ、ターミナル、SMARTReporter、iStat menu、ThermoInDock、Quicksilver、MenuShadeぐらい。



電源ボタン長押しで強制終了後再起動。アカウントに再度ログイン。HDDからカリッカリッカリッカリーカリッカリッカリッという規則的な音。ログインできるも、アプリケーションの立ち上げがまともにいかず、常にレインボーカーソル状態。メニューバーにはサードパーティーのものは表示されているがシステム固有のものは表示されず。しばらくしたらちょっと動いてすぐレインボーカーソル。ちょっと動いてレインボーカーソル。なんとかFinderでホーム/ライブラリ/Cashを消去してみる。HDD直下のライブラリ/Cashも消去。ログアウト後再度ログインしても症状かわらず。まともにログアウトもできないので強制終了。辛抱強くまってログアウトできたときに、FileVaultが空き容量の回復を聞いてくるが回復するを選択しても明らかに容量に対しての時間が短い。1GB程度の写真を新たに入れたのにわずか数秒で回復が終わったように見えた。正常?にログアウトできたときはほかのアカウントからはユーザー内に ユーザー名.spaseimageが見える。正常にログアウトせずに強制終了したときはspaseimageは見えず、ユーザーの中身が空っぽに見える。DVDから起動してディスクユーティリティで修復するも異常なしと出る。ほかのアカウントが正常に機能することからハードウェアの問題ではない。明らかにFileVaultが壊れている。rootでログインして、問題のアカウント内をFinderでみても何もないのでTerminalで/Usersを

$ ls -a

で見る。なぜか隠しフォルダになっていたので

$ open .問題のユーザー名

.spaseimageをダブルクリック。


「開こうとしているディスクイメージは壊れている可能性があり、お使いのシステムを壊すかもしれません。本当にこのディスクイメージを開きますか?」


と出る。開くを選択すると普通に開けるが、中のデータをいじっていると例のカリカリ音がしてレインボーカーソル。ターミナルでディスクイメージ丸ごとコピーを試みても、だめ。ティスクイメージの内容が壊れているかもという理由でできない。ちなみに、Finderでcommand+c、command+vするとエラー番号が-36と出る。.spaseimageディスクをティスクユーティリティで修復してみても、


「キー長が正しくありません」、「基になるタスクが終了時に失敗したことが報告されました」

でアウト。

立ち上げ時にShift押しっぱなしでセーフモードで起動してログインしたときはちょっとだけ動く。でも使いものにならない。ちなみに、環境設定のログイン時に起動する項目を除去してから(rootでログインして問題のアカウントのライブラリ/Preferences/com.apple.systempreferences.plistを削除)、若干反応が良くなった気もするが、多分気のせい。空き容量を確保するために問題のアカウントのMusic内の全フォルダをTerminalで

$ rm -rf Music

したが、Input/output errorで何個か削除できず。I/Oエラーか…。HDD逝ってる?空き容量も増えず。問題のアカウントのライブラリ/Preferences内のなにがし.plistをいろいろ削除してみたがだめ。やっぱだめかな。以前フルバックアップをCarbonCopyClonerでやったときにエラーが出ていたことで気づくべきだった。とれているはずのバックアップもとれてなかったから…。

幸い、データは案外すんなり取り出せたりするので、デスクトップとホームフォルダの必要な分を外付けHDDにコピー。アドレスブックの場所が分からず、ネットやMacPeopleで調べてもアドレスブックを起動してからの書き出ししか載ってないので、辛抱強くアドレスブックで書き出し。Safariのブックマークみたいに、どこぞのフォルダに入ってても良さそうなもんだがなぁ。至極面倒。

とりあえずデータは確保できたが、環境設定とかとくにTeXshopの設定が面倒だ。4年前にさんざん苦労していれたが、もう一回できるかどうか…。問題のユーザーの削除を検討しつつほかのアカウントで以前の環境を再現中。
面倒だなぁ。バックアップは大事だな。Leopard入れるかぁ…。

5/11追記

問題のアカウントのホーム/ライブラリ/Preferencesの中身を別アカウントから全削除後ログインしてみると、一応まともに動いたが、しばらく使っていると例のカリカリ音。Firefoxなどを立ち上げたときに発生した。ディスクへの書き込みとかが増えるとだめっぽい。アプリケーションの立ち上げと、特に終了に難あり。

ちなみに、CarbonCopyClonerでのエラーは次の通り。

There was an error during copying Users from source to target:
ditto: /Volumes/Macintosh HD/Users/./ユーザー名/ユーザー名.sparseimage:Input/output error
Would you like to ignore this error or stop?

HDDの全面初期化も考え中…。多分それが一番近道。

その後…
問題のアカウントのみをrootから削除。一応の解決を見る。FileVaultはセキュリティー高まるが、普通のユーザーには不必要かも。HDDの容量余分に食うし、常に暗号化の処理で読み書き速度が落ちるしなぁ。

ちなみに、容量のしょぼいMacは一旦FileVaultを設定してしまうと容量が足りなくて解除できなくなるので注意。

教訓:バックアップは定期的に取るようにしよう。そして取ったバックアップがきちんと機能するか確認しよう。できればセカンドバックアップも取るべし。



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